解離性同一性障害と歩む日常

解離性同一性障害の彼女と側で見ていた僕の日常を書いたものです。何か力になれたり病気が認知されることを願います。

周りの協力とうつ

彼女がメンタルクリニックに通い薬をもらい始める頃。
そこは日曜日もやっていて、仕事が日曜だけ休みの僕も一緒に通って先生の話しを聞けた。
彼女自身も僕がいなきゃ行きたくないと言ってたので最初の場所選びとしてはあってたのかもしれない。
場所が遠いのが難点だったが、そこは彼女の状態が良くなるならと日曜日に早起きして行くのも平気に思えた。
薬がちょっとずつ何が合うか探りながら最初はやっていたと思う。
そんな頃から僕らはお母さんの家に寝泊まりすることが増えた。
僕が1人で大変じゃないかとか、彼女が二人よりお母さんの家の方が人がいっぱいで怖くないとか、金銭的な面や、理由は色々あるが彼女の家族が揃って治療に協力してくれたのはすごく助かりました。
また、彼女が強がる事なく誰かに弱さを見せれるようになったのもいい変化だったのではと思います

彼女が薬の中で一番求めたのが睡眠作用でした。
毎日悪夢にうなされて寝れない日々を送っていた彼女にとって睡眠が圧倒的に足りない状態でした。
彼女に効く睡眠剤と少しの安定剤(ごめんなさい、この時の薬の種類は覚えていません)で過ごす頃に彼女に大きな変化が現れました。